透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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ちょっと甘い沈降炭酸カルシウム錠 ~高リン血症治療剤~

沈降炭酸カルシウム錠500mg 炭カル錠500mg
沈降炭酸カルシウム錠500mg      炭カル錠500mg      

高リン血症の治療剤は、沈降炭酸カルシウム(商品名:カルタン)、塩酸セベラマー(商品名:フォスブロック、レナジェル)、炭酸ランタン水和物(商品名:ホスレノールチュアブル錠)の3剤あります。
(ホスレノールチュアブル錠は、2009/03/21透析レストランスタッフ日記で紹介しましたので、ご覧になってください)
三和科学さんが、沈降炭酸カルシウムのジェネリック(後発品)を発売しました。
私が勤務する病院では、同じくジェネリックの炭カル錠を採用していましたが、新発売の沈降炭酸カルシウム錠は、少量の水で速やかに溶けるし、味も良いから患者さんのコンプライアンスが良好とのことで、沈降炭酸カルシウム錠に切り替えました。

                      (奥)炭カル錠(手前)沈降炭酸カルシウム錠
                  (奥)炭カル錠 (手前)沈降炭酸カルシウム錠

炭カル錠と沈降炭酸カルシウム錠を比べてみました。
確かに沈降炭酸カルシウム錠は、ちょっと甘みがあり、スーッと口の中で溶け、炭カル錠のような粉っぽさがなく服用しやすいと思いました。

感想を患者さんに聞いてみました。
「リンのお薬が変更になりましたが、新しいお薬はどうですか?のみ易いですか?」
「リンの薬が新しくなったことは聞いたけど、薬は全部一緒に袋に入っているからよくわからないよ。」

なるほど
透析を受けている方は、薬がたくさん。そして最近は一包化にする方が増えているため、確かに一剤が変わってもわかりにくいのでしょう。

薬の服用忘れにより、血清リン値が高くなることは、しばしばあります。
忘れやすいのは、外食時。楽しいおしゃべりに夢中になってつい忘れたり、持って行くのを忘れたり・・・・・
予備薬を一式、常に持っていることをお勧めしています。

リンが高くなるNo1は、焼肉かな?

                       8月の品川

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  1. 2009/08/31(月) 23:09:46|
  2. 透析関連情報
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プチトマトのカプレーゼ

プチトマトのカプレーゼ

知人宅で、プチトマトのカプレーゼをご馳走になりました。
ワーッおいしい!
でも残念。写真を撮り忘れていたのと、もう一度食べたかったので作ってみました。
コツは、湯むきしたトマトに下味をつけておくことだそうです。

カプレーゼは、トマトとモッツァレラチーズとバジルにオリーブオイルをかけたイタリア料理です。
モッツァレラチーズはとってもあっさりしていて、トマトとの相性は抜群。
サラダやピザは、日本でもお馴染みですね。
以前はなかなか手に入りにくかったのですが、最近はイタリアからの輸入品の他に国産もあり、スーパーでも売られるようになりました。

モッツァレラチーズは、カリウムがとても少ない食材です。食品成分表には載っていないため問い合わせたところ、100g当たり19mg。
画像のモッツァレラチーズは15gなので、カリウム3 mg。
生乳のみずみずしさを保つため、袋に水が入っているためカリウムが少なくなっていると思われます。

プチトマトは、1個10g。4個でカリウム116mg。でも、湯むきしているからもっと少なくなっているはず。
4個くらいまでが、透析を受けている方にとって安心量だと思います。

本来はイタリア料理ですが、日本の酢の物感覚でトマトの下味をつけるときにちょっとお砂糖も入れて作り、和皿に盛りつけしてみました。

多少、朝夕は秋の気配が感じられるようになって来ましたが、まだまだ蒸し暑い毎日です。
お酢の料理は、食欲のない方に本当にうってつけの一品ですね。

知人宅でご馳走になった手作りパン


  1. 2009/08/24(月) 00:26:10|
  2. 食情報
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大好きな焼肉や唐揚げや菓子パンを食べていて、血糖コントロールがうまくいかないトモさん

私が抱えている問題の一つに、家族はいても食事はバラバラで好きなものしか食べない人がいることをあげましたが(2009/06/12)、血糖コントロール目的のため入院しているトモさん45歳が、まさにその例です。

目はほとんど見えず、車イス生活の彼は、お母さんが働きに行っている日中は一人で過ごしています。起きたい時に起き、自由気ままな生活をしていて、1日2食です。よく口にするものは、焼肉・鶏の空揚げ・お寿司・コーヒー牛乳・コーラ・菓子パン。

髪は背中まで伸び、髭はボーボーで、ゲッソリ痩せていたトモさんが、(身長165cm・体重45Kg)救急車で運ばれ入院後、緊急透析導入した3年前、BUN 125mg/dl ・Cr 18mg/dl ・Ht 22%。食欲はなく、食事はほとんど食べられない状態でした。

19歳、2型糖尿病発症
22歳、インスリン導入
41歳、治療中断。この時すでに腎機能低下
そして・・・・・42歳、透析導入

病棟で、髭を剃ってもらい、散髪もしてもらい、日増しに元気になり、透析にも慣れ、トモさんは退院しました。退院後しばらくは、食事に気を使っていましたが、そのうちに元の気ままな生活に戻ってしまいます。

その後、トモさんは時々入院します。いつも入院時は、HbA1c10%前後。
入院すると、当然ながらデータは改善し、今度こそ頑張るぞ!と仕切り直しして退院します。

このように、「わかっているけど、実行できない人」に食事療法の支援をする場合、過剰な支援の押し付けは避け、会話では責めずに共感することにより信頼関係を築きます。アドバイスは一つ、曖昧な表現ではなく具体的なアドバイスをします。
食事療法は、患者さん自身が毎日実践して効果が得られるものなので、「あせらず」「少しずつ」「ねばり強く」ですね。
しかし、小さいころから身についた食生活を変えることは、本当に難しいです。

最近は、2型糖尿病患者さんの発症年齢が下がってきていて、問題にされています。
子供に対する「食育」は、とても大切ですね。

コッペパン コッペパン成分


ジャンボ蒸しケーキ ジャンボ蒸しケーキ成分

菓子パンは、カロリーが高く血糖値が上がりやすい食品ですから、血糖コントロールに苦労している方はご注意を。


  1. 2009/08/20(木) 22:06:20|
  2. 食情報
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