透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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突然透析導入のムロさんと難病アシュリー・ヘギさん

ハートのババロア

先日、64歳のムロさんが透析導入しました。
ムロさんは、あまりにも気持ちが悪いため近くの病院を受診し、そこから私の勤務する病院へ紹介されてきました。そのまま入院となり、1週間後に透析導入です。
ムロさんに聞かれました。「3回透析をして、それから先はどうなるのですか?」
最初、私は質問の意味がよく分からず、月・水・金・月・水・金・または、火・木・土・火・木・土・と透析をすると説明をしました。
「じゃあ、ずっと続くのですか?一生続くのですか?」
ムロさんは、週3回透析を、とりあえず3回透析だと思ったそうです。

私は、透析に通い続けなければならない現実をまだ理解できないムロさんの今後を考えた時、アシュリーを書いた夏の日記を思い出しました。

2009/08/09 私の日記より
『ノンフィクション(テレビ番組)で、早期老年症アシュリー追悼全記録を見た。享年17歳
今までの番組で、アシュリーとお母さんは様々なことに常に前向きに挑戦している。

学校のキャンプに参加できないアシュリーのために、自宅の庭でキャンプをした。そのための準備をしているアシュリーの表情は、とても輝いていて楽しそうだ。
獣医になりたかったが、獣医になるためには、学校へ5年行かなければならないため諦め、目標をペットショップで働くことに変更した。アシュリーはきちんと履歴書を書き、ペットショップで採用された。そして、母親の絶大なる協力のもとに、高校を週に2回休んで一生懸命働いた。

高校の卒業文集で、「もう一度人生をやり直せるとしたら、あなたは何をしますか?」との問いに対して、アシュリーは「nothing」と答えていた。
nothing・・・人生を生ききったと言い切る言葉に涙で画面がぼやけた。』


アシュリーは、通常の人に比べて10倍もの速さで老化が進むプロジェリアという難病と闘っていたカナダの少女です。
患者数は世界で30人程度、平均寿命は13歳といわれています。
何回かテレビのドキュメンタリーが放送されていたため、ご存じの方も多いと思います。
「私がプロジェリアだということには、ちゃんとした理由があるの。神様が与えてくれたものだから、すてきなことなのよ。だから、私は大丈夫」
病気に対してここまで受け入れ、明るくひたむきに生きる姿に、私は感銘を受けていました。

クリスマスのイルミネーション


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  1. 2009/11/29(日) 23:13:29|
  2. 透析関連情報
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意外に多いだしの塩分

昆布だし、かつおだし、いりこだし・・・だしにも色々ありますが、最近は手軽に使える顆粒のだしが普及しています。

今回は、あまり知られていないだしの塩分についての検証です。

ほんだし 7g×8本入り      ほんだしの成分
  ほんだし 8g×8本入り             ほんだしの成分 

みそ汁1杯分は、だし1g使用と表示にはあります。だし1gで塩分0.35g

ほんだし1本 8g      ほんだし1/2本 4g
(左)ほんだし1本  8gの塩分は2.8g (大さじに入れたもの)
(右)ほんだし1/2本 4gの塩分は1.4g (大さじに入れたもの)

規定量を使う分には、それほど高塩分ではありませんが、だしを多く入れれば美味しくなる、と思ってたくさん使っていませんか?

ほんだし1g
ほんだし1g  (小さじに入れたもの)

使用量にご注意ください

ほんだし1本のカリウムは、15mg
ほんだし1本のリンは、25mg
カリウムもリンもそれほど多くはありません。


こんぶだし

こちらは、こんぶだし。1本8g 塩分3.2g カリウム232mg リン10mg
こんなに!!とびっくりするくらいの高カリウムです。

普通、だしの表示には、カリウム、リンの表示がありません。
「だしは多く使わない」
これが鉄則だと思います


  1. 2009/11/26(木) 23:22:42|
  2. 食情報
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紙面栄養相談 ~リン値が高いマスさんの場合~

リンが高いマスさんから相談依頼が来ました。

お答えのお手紙を書いたのですが、せっかくですので、ブログアップします。
マスさんには、了承済みです。

日頃より体重管理は厳重にされていて、透析間の体重増加は、0.7~1.0kgと少ないそうですね。
なかなかできないことです。透析の食事療法は、いくつか気を付けなくてはいけないことがありますが、その中で一番難しく、なおかつ一番重要なことが「体重管理」だと、私は考えています。

○○さんの食事記録を拝見しました。
詳細に半月間の記録どうもありがとうございました。
血清リン値が高くなってきているのですね。今回は、リンについての相談依頼ですので、○○さんがふだん召し上がっている食品のリン含有をピックアップしてみました。


さんま     60g  108mg     豚ロース   60g  108mg
たこ      60g   96mg      とりもも肉  60g   96mg
まぐろ赤身  60g  162mg     卵 M 1個  50g   90mg  
まぐろ中とろ 60g  108mg     生あげ    60g   90mg
さば      60g  138mg     納豆     40g   76mg
鮭       60g  144mg     がんもどき  60g  120mg
はまち    60g  120mg    
帆立貝柱   60g  156mg
ほっけ     60g  132mg     ピーナッツ  20粒  95mg


○○さんの食事記録では、これらの食材は40g召しあがったとなっていますが、私は、基準は60g食べても大丈夫だと思います。
(ただし、納豆の60gは多くて食べられないので、40gとします。)

血清リン値が高くなった場合、リンを1日800mg以内にすると、リンのデータは徐々に下がってきます。

☆たん白質の多いお料理は、おいしいですから、つい食べ過ぎてしまいがちですが、たん白質が多いこれらの食材を使ったお料理は、1食に1品にすることをお勧めします。
○○さんは、もしかしたら、“食欲の秋?”“貧血改善のため?”これらを多く召し上がっていませんでしたか?
食生活を振り返り、原因が思い当たればよいのですが・・・・・

☆参考までに、リンを多く含む食材です。

牛レバー    60g  198mg
きんめ鯛   60g   194mg
うなぎ蒲焼  60g  180mg

☆これから、牡蠣がおいしい季節ですね。牡蠣は、60gでリンは60mg。
とてもリンが少ない食材です。牡蠣は、鉄分も多いし、亜鉛も豊富です。
中まで十分に火を通して牡蠣フライを3~4個お楽しみください。


  1. 2009/11/18(水) 23:47:37|
  2. 食情報
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