透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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微量栄養素補助食品ブイ・クレストラベル ~サプリメントについて考える~

ここ数ヶ月、私が毎日食べ続けているサプリメントをご紹介します。
過去にこの商品について2回記事にしました。


2010/05/26 第53回日本糖尿病学会@岡山へ行ってきます
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-207.html
睡眠不足が続く日々ですが、新発売の「ブイ・クレス トラベル」(←タブレット)を食べているから、多分体調を崩さずに乗り切れると思っています。
ブイ・クレスはとても評価が高く、私は透析患者さんに継続飲用をお勧めしている商品です。
1本125mlがタブレットになったのならば、透析患者さんにとってかなりの朗報です。
まだ成分検証をしていないので記事にしていませんが、いずれアップ予定です。かなり魅力的な栄養成分です。
パイナップル味で、ミネラルの味が濃厚ですけれども、「これが元気のもと!」と思って私は毎日おいしく食べています。


2010/06/10 信じて続ける栄養補給 ~栄養補助飲料 レナジーbit part2 ~
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-211.html
ブイ・クレスの液体からこの商品にさっそく切り替えた患者さんがいらっしゃいます。
「先生、タブレットはすごくいいですね。調子いいですよ。」と、プリンプリンして艶やかな顔をさらに輝かせて私に満面の笑みで報告してくださいました。
彼女は、もう2~3年リーナレンとレナウェルとブイ・クレスとポチプラスを交互に飲み続けています。
私は彼女から、ポジティブに考えること、信じて続けることの大切さを教えてもらっています。

ブイ・クレストラベル  ブイ・クレストラベル成分  タブレット
                       ブイ・クレストラベル

ブイ・クレストラベル 標準栄養成分(3粒あたり)
エネルギー:12kcal  たんぱく質:0.3g  脂質:0.1g  炭水化物:2.4g  ナトリウム:11mg  鉄:5mg  亜鉛:12mg  セレン:50μg  β-カロテン:6.6mg  ビタミンB1:3mg  ビタミンB2:3mg  ビタミンB6:5mg  ビタミンB12:10μg  ビタミンC:500mg  ナイアシン:15mg  葉酸:800μg  ビタミンD3:5.5μg  ビタミンE:20mg  ビオチン:50mg  パントテン酸:10mg  コエンザイムQ10:15mg


ブイ・クレストラベルは、過去の記事、2010/02/14 「亜鉛を多く含むゼリー」でご紹介したブイ・クレスゼリーの亜鉛 7.0mgより多く亜鉛(12mg)を含んでいます。
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-182.html

亜鉛については、2010/02/12 「食事摂取基準2010年版より」 ~微量ミネラルの亜鉛について~」の記事に書きましたが、文中、耐用上限量について触れています。
【耐用上限量は、男性において2005年版よりも大きな数値になっています。
男性:18歳~29歳 70歳以上 40mg 30歳~69歳 45mg
女性:18歳~69歳 35mg 70歳以上 30mg】
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-181.html

日本人の食事摂取基準は健康な人を対象としていますから、腎臓からの排泄が少ない透析患者さんにこの基準はそのままあてはまりません。


透析で喪失される主なビタミンについて少し考えてみます。
1回の透析による喪失量
ビタミンB1は0.3 ~ 0.4mg・ビタミンB6は0.5 ~ 0.6mg・葉酸は10 ~ 250μg・ビタミンCは80 ~ 280mg  (参考:稲本元 透析食解体図鑑 他)
多くのビタミンが1回の透析で喪失していますね。


普通に食べていたら、足りない栄養素はあるし、透析でビタミンは喪失するし、かといってやみくもにサプリメントをとると、体外へ排泄されずに蓄積される栄養素はあるし・・・
サプリメントの選択は難しいですね。
「マルチビタミン」は万能なようですが、透析を受けている方はやめておきましょう。


私は、ブイ・クレストラベルのビタミンB群に注目して食べ続けています。
前回の記事では、【食事からとった炭水化物をスムーズに体内に取り込むためには、ビタミンB1が必要ですが、炭水化物ばかりをとっているとビタミンB1が不足し、疲れやすくなります。】と書きました。

しかし、もっと注目したのは、ビタミンB12が10μg含有されていることでした。歳を重ねるとだんだん胃酸の分泌は低下してくるし、慢性的な疲労感はあるし。。。

今回は、話があっちこっち脱線しすぎてしまいました。
ビタミンB12は詳しい説明はまだ書いていなくてごめんなさい。
ビタミンB12に関しては、改めて1本記事を書くことにします。


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  1. 2010/07/30(金) 23:04:58|
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コンビニ麺だけで食事を済ませている方へ その食べ方に潜まれた危険性

あまりにも暑い夏なので、食事を作るのが面倒だし食欲もなくて、麺だけで簡単に食事を済ませている方いらっしゃいませんか?
ちょっとショッキングなタイトルにしてしまいましたが、今回は、その食べ方に潜まれた危険性について書きたいと思います。


    ざる蕎麦
    ざる蕎麦
    376kcal たん白質 16.1g 脂質 1.7g  炭水化物 74.1g
    Na1.0g ⇒ 食塩相当量2.6g
      P:F:C=17:4:79

    冷し手延べそうめん
    冷し手延べそうめん
    279kcal たん白質 10.6g 脂質 1.4g  炭水化物 55.9g
    Na1.3g ⇒ 食塩相当量3.3g
      P:F:C=15:5:80

ざる蕎麦       冷し手延べそうめん
ざる蕎麦(麺230g めんつゆ77g)    冷し手延べそうめん(麺228g めんつゆ96g)

●うどんや蕎麦、そうめんだけだと、限られた栄養素しかとることしか出来ないのが欠点です。
炭水化物量だけが多くなり、ビタミン・ミネラルは不足します。
食事からとった炭水化物をスムーズに体内に取り込むためには、ビタミンB1が必要ですが、炭水化物ばかりをとっているとビタミンB1が不足し、疲れやすくなります。
ビタミンB1を多く含む食品には、豚肉、うなぎがあります。
麺類が多くなりがちで、夏ばて気味な土用の丑の日に、うなぎを食べる慣習は実に理にかなっているのですね。

●P:F:C比のF(脂質)は、4%・5%と随分少ないですね。20 ~ 25%が理想範囲です。脂質が少ないと、消化時間が短くすぐお腹がすいてしまいます。すぐお腹がすくので、少し経つと何かちょっと甘いものを食べたくなります。
糖尿病透析患者さんにとっては、この食べ方が血糖値を上げてしまいます。


私が勤務する病院では、数名ネシーナ錠6.25mgが処方されました。
処方された方全員がここ数カ月でHbA1cが0.4~0.7%上昇していて、HbA1c6%後半でのネシーナ錠開始です。(透析の血糖評価はグリコアルブミンのほうが的確なのですが・・・)
血糖値が高くなった訳を聞き取りしたら、1名は、長い入院生活から解放されて退院後食べ過ぎてしまっていたそうです。残りの方は全員がさっぱりとしたものが食べたくて麺類を多く食べていました。

現在注目が集まると同時に日を追う毎に期待が高まってきている糖尿病薬DPP-4阻害薬の中で、唯一透析患者さんに適応はアログリプチン(ネシーナ錠)です。
腎機能低下対応のDPP-4阻害薬は、ビルダグリプチン(エクア錠)もありますが、中等度以上の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者に関しては、〔使用経験が少なく安全性が確立していない。〕とあります。

今まで透析患者さんの血糖管理のための薬は、インスリンかアルファーグルコシナーゼ阻害薬(ベイスン・セイブル)の選択肢しかありませんでした。
インスリン導入は大変だし、でもアルファーグルコシナーゼ阻害薬だけでは効果が薄いし、という患者さんにDPP-4阻害薬は朗報です。

私自身期待を込めて患者さんのその後の経過を追っていきたいと思います。
でも、薬だけに頼らず、食事療法は基本ですからおろそかにしませんように。


過去の記事より、麺に関して書いてあるものをピックアップしました。
2008/08/05 “ケツメイシ冷やし中華 ~ちょっと透析風”&“コンビニ冷やし中華”
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-74.html
この記事では、冷やし中華の塩分の多さについて書きました。
こちらも参考になさってください。
セブンイレブン 食塩相当量6.35g
am/pm 食塩相当量7.62g

月刊糖尿病
月刊糖尿病


  1. 2010/07/26(月) 00:18:31|
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レトルトカレーを検証しました

毎日暑いですね。
こう暑いと食べるよりまず飲みたい気持ちが先走りがちです。
でも、きちんと食べないと体力は消耗してしまいますから、食の進むカレーを食べて暑い夏を乗り切りたいですね。

2010/07/05 透析レストラン2010夏の予定でお知らせしました、レトルトカレー7種を検証しました。
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-217.html

①国産野菜のビーフカレー    ①国産野菜のビーフカレー栄養成分
① 国産野菜のビーフカレー 1食分 200g
1食分 100kcal たん白質 2.4~6.9g 脂質 1.8~4.2g  炭水化物 13.6g
Na1.2g ⇒ 食塩相当量3.0g
  P:F:C=10~28:16~38:74~34

なすと完熟トマトのカレー   なすと完熟トマトのカレー栄養成分
② なすと完熟トマトのカレー 1食分 190g
1食分 150kcal たん白質 2.7g 脂質 7.6g  糖質 16.2g 食物繊維 3.0g
Na1.2g ⇒ 食塩相当量3.0g
  P:F:C=7:46:47

こくまろカレー   こくまろカレー栄養成分
③ こくまろカレー中辛  1食分 210g
1食分 200kcal たん白質 5.6g 脂質 10.0g  炭水化物 22.0g
Na1.0g ⇒ 食塩相当量2.6g
  P:F:C=11:45:44

新宿中村屋インドカリー   新宿中村屋インドカリー栄養成分
④ 新宿中村屋インドカリー  1食分 200g
1食分 250kcal たん白質 9.0g 脂質 14.8g  炭水化物 20.2g
Na746mg ⇒ 食塩相当量1.9g
  P:F:C=14:53:33

野菜ソムリエのカレーレシピ   野菜ソムリエのカレーレシピ栄養成分
⑤ 野菜ソムリエのカレーレシピ  1食分 180g
1食分 141kcal たん白質 6.5g 脂質 3.4g  炭水化物 21.2g
Na1.2g ⇒ 食塩相当量2.9g
  P:F:C=18:22:60

カリー屋カレー   カリー屋カレー栄養成分
⑥ カリー屋カレー  1食分 200g
1食分 178kcal たん白質 5.3g 脂質 8.5g  炭水化物 20.2g
Na1.2g ⇒ 食塩相当量3.0g
  P:F:C=12:43:45

カレーマルシェ   カレーマルシェ栄養成分
⑦ カレーマルシェ  1食分 200g
1食分 184kcal たん白質 7.8g 脂質 7.6g  炭水化物 21.0g
Na1.1g ⇒ 食塩相当量2.7g
  P:F:C=17:37:46

今まで食品検証をした際、カロリーの少ない食品は比較的塩分が多い傾向にあることを書いてきました。それは、カロリーの少ない分塩分を多くして満足感を得るためだと考えられます。

はたしてカレールーは??
カロリーが一番多い新宿中村屋インドカリー(250kcal)が最も塩分が少なかった(1.9g)のですが、
カロリーが一番少ない国産野菜のビーフカレー(100kcal)が最も塩分が多いわけではありませんでした。新宿中村屋インドカリー以外の塩分は、2.6g ~ 3.1gでちょっと乱暴な言い方をすれば横並びです。

たん白質の量は、レトルトカレーのコンセプトにより、2.4g ~ 9.0gまで様々ですが、炭水化物量が7種のうち5種においてほぼ同じ20g ~ 22gでした。
炭水化物の少ない、①国産野菜のビーフカレーと、②なすと完熟トマトのカレーはサラッとしていましたから、小麦粉量の差がそのまま炭水化物量の差に反映されていると思われます。
カリウムとリンについて、メーカーに問い合わせしましたが、残念ながら検査しているところはありませんでした。

透析患者さんが、これらの7種の中から選ぶとしたら。。。
塩分の一番少ない、④新宿中村屋インドカリーが一押しでしょうかね。スパイシーでとてもおいしかったです。
教科書的には、塩分1日6g未満にしたい透析患者さんにとって1食分3gの塩分は多いのですが、
私は、普通のレトルトカレーの選択肢もありだと考えます。
なぜならば、カレールーから作るカレーはつい多く盛り付けて食べてしまいがちで、その分塩分も水分も多くなってしまいますが、レトルトカレーなら1食の量が決められているからです。


過去に、ヘルシーフードショー2010へ行った時の記事中、「まろやかカレー」について少しふれています。
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-201.html

⑧ まろやかカレー  1食分 160g
1食分 228kcal たん白質 3.1g 脂質 8.9g  炭水化物 33.8g
Na280mg ⇒ 食塩相当量0.6g
カリウム 290mg リン68mg 鉄1mg
  P:F:C=5:35:60

市販のレトルトカレーと栄養成分の差は歴然としていますね。
塩分0.6gは、市販食品ではありえない数値です。この塩分ならば、福神漬や楽京漬のトッピングも楽しめますね。
まろやかカレーは、腎臓病の保存期用に開発されたものですから、たんぱく質は少なく調整されています。
透析患者さんは、もっとたんぱく質を多くとった方がよいですから、うずらの卵の缶詰のトッピングもお勧めです。


  1. 2010/07/25(日) 18:40:43|
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