透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が発刊されました

今回のガイドラインが、2004年版と比べ、大きく改良された点は

① 高血圧定義のための家庭血圧、自由行動下血圧の閾値が明記されました
② 降圧目標
診察室血圧で若年者・中年者が130/85mmHg未満、高齢者が140/90mmHg未満、さらに腎障害ならびに糖尿病患者が130/80mmHg未満であることの他に、新たに心筋梗塞後は130/80mmHg未満に設定されました。
③ 成人における血圧値の分類の呼び名が変わりました。「軽症」「中等度」「重症」の呼び名が「Ⅰ度」「Ⅱ度」「Ⅲ度」となります。
④ 予後影響因子としてリスク因子に慢性腎臓病(CKD)、メタボリック症候群が追加になりました。微量アルブミン尿、低いGFRも追加されています。
⑤ 正常高値血圧が追加され、正常高値であっても危険因子、臓器合併症があれば治療対象となります。


ガイドライン第6章には、透析患者さんの高血圧に関しても明記されています。
血液透析患者さんでは血圧と生命予後との関係にU字型現象がみられ、収縮期血圧が120-160mmHgで死亡率は最も低いとあります。
透析前後で血圧が変化するので、どの血圧を用いて評価するかはいまだはっきりしていません。
血液透析患者さんは、心肥大を高率に合併します。生命予後には血圧以外の危険因子の関与が大きいために、ただ単に血圧値のみではなく、さまざまな指標を考慮する必要があります。
治療方針としては、「まず体液量依存性の血圧上昇をコントロールすべきである。ドライウェイトを適切に設定し、透析後より次の透析前までの体重増加をドライウェイトの5%以下になるように指導する。」とあります。


先日、透析レストランスタッフが集まり、ドライウェイト設定や自己管理について話しました。
◎血圧をみてドライウェイトを設定しがちだけれど、他の指標や患者さんの経過をよく診て慎重に設定しなくてはいけない。
◎体重増加が多い人に対して、透析スタッフがあきらめることなく、注意を喚起することが大切。
このような意見が出ました。

透析医療は難しいです。真摯に患者さんと向き合わなくてはいけないと改めて思いました。


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  1. 2009/03/03(火) 00:16:31|
  2. 透析関連情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

コメントお答え後日に

チョビママ様

「高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が発刊されました」に拍手とコメントどうもありがとうございました。

透析患者さんの血圧管理は、とても難しいですよね。

チョビママさんのご質問に関しては、透析レストラン主催者に相談の上、後日お答えさせていただきたいと思います。

  1. 2010/02/14(日) 08:23:19 |
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  3. 透析レストラン #-
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