透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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新発売ホスレノールチュアブル錠とラムネ

3月11日から、炭酸ランタン水和物(商品名:ホスレノールチチュアブル錠)が発売されました。

                    ホスレノールチュアブル錠

沈降炭酸カルシウム(商品名:カルタン)、塩酸セベラマー(商品名:フォスブロック、レナジェル)に続き、3剤目の高リン血症治療剤です。
沈降炭酸カルシウムは血清カルシウム濃度の上昇がみられ、塩酸セベラマーは便秘が問題となっていました。
ホスレノールは、非アルミニウム、非カルシウム性で、水の服用を必要としません。腸管内で食事性のリンと結合してリン酸ランタンを形成し、糞便中へ排泄されます。

ホスレノールを実際に噛み砕いてみました。
     手前:ホスレノール 奥:ラムネ      ラムネ
   手前がホスレノールで、奥がラムネです

この薬は、食事の直後に口の中で細かく噛み砕くことにより効果が発揮されるそうです。噛んだ感じは甘みを抑えたラムネそのものでした。
食事の直後の服用が、一番副作用が少ないそうです。
副作用は23.0%に認められ、主なものは、悪心と嘔吐、便秘だそうです。
透析を受けている方は、薬の種類や量が多く、その管理がうまくできない方は、薬局が服用時ごとにまとめて袋に入れてくれていると思います。ホスレノールは、この一包化ができないそうです。飲む薬ではなく噛む薬だからです。はたして、2袋になった薬を飲み忘れることはないかちょっと心配ではあります。
また、ホスレノールは、残念ながら、血中リンの排泄を促進する薬剤ではないため、リンを自由にとってはいいわけではありません。

透析スタッフは、充分に薬の説明をしてお渡しすることが大切ですね。

私の勤務する病院では、10名がホスレノールを開始しました。来週の血液検査に期待しています。


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  1. 2009/03/21(土) 00:29:01|
  2. 透析関連情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

腹膜透析

腹膜透析と血液透析のハイブリッド患者ですが、ホスレノールの処方。
上記製剤の副作用に「イレウス」

腹膜透析の最重篤ともいえる後遺症が「イレウス」


如何に!!!
  1. 2011/01/07(金) 21:33:53 |
  2. URL |
  3. moi #-
  4. [ 編集]

Re: 腹膜透析

Moi様、初めまして
コメントありがとうございます

イレウスとホスレノールとの因果関係は不明だそうです。
しかし、ホスレノール投与後にイレウスの発現が報告されたことにより、使用上の添付文書の改訂がありました。
「重大な副作用」が新設され「イレウス」が追記されています。(平成22年12月)
イレウスを起こした中にはホスレノールを噛み砕いていない例もあるので、口中で十分に噛み砕くことが大切だと書かれています。
イレウス予防には、便秘をしないことも大切ですが、これに関しては「透析レストラン2009/05/12 便秘対策・・・食物繊維とビフィズス菌」に詳しく書いてありますからご参照ください。
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/blog-entry-114.html

  1. 2011/01/12(水) 22:51:03 |
  2. URL |
  3. 透析レストラン #-
  4. [ 編集]

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