透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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お彼岸の旅立ち

2008/12/16 透析レストランスタッフ日記「ポジティブフジさん86歳お誕生日!」で書いた、フジさんのことを、私の日記より抜粋します。(2009年1月5日)

【最近声をかけても眠っていることが多かったフジさんが、今日は目をぱっちり開けていたので、しばらくフジさんと話す。
「何十年も疎遠になっていた息子一家が、遠方からお見舞いに来てくれ、初めて孫に会いました。男の子は優しいですね。」
時折、涙を浮かべながら、こう話してくださった。
「夕べ、あっちの世界へ行くのかと思ったけれど、車が一杯で乗れませんでした。本当にお世話になりました。先生、お元気で。」
旅立ち前の患者さんと、こんなにもしっかりお別れをしたのは、初めてだった。
いつもなら、頑張ってね。お別れなんて言わないで。と言うのだけれど・・・
何も言えずに、私は、フジさんの手を握っただけだった。
フジさんに、また明日会えますように】

フジさんは、その後何度も峠を越えました。あまりの生きる意欲の強さに、スタッフは敬意を表しました。

ほとんど食べられなくなったフジさんは、3月中旬、透析離脱しました。
(悲しいけれども、こんな透析離脱を最近は何例か経験します。)

3月20日、私は、フジさんに会いに行きました。
傾眠状態のフジさんに声をかけると、うっすらと目を開け「アリガトウ・・・」はっきりフジさんは微笑みながら私にこう言いました。

休暇の私にフジさんの訃報が届いたのは22日でした。

波乱万丈、辛い人生をすごしたフジさん。
身延山で修行をしたけれど、その修業よりも透析の方が辛い。と、おっしゃっていたフジさん。

ご冥福をお祈りいたします。


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  1. 2009/03/27(金) 00:21:25|
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