透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

高齢透析患者さん ~チョウさんとアヤさんの場合~

蚊取り線香

「わが国の慢性透析療法の現況 2008年12月末」によると、透析導入時平均年齢は、67.2歳で、高齢化が浮き彫りにされていますが、高齢透析患者さんにとって透析施設は医療施設だけでなく介護施設も兼ね添えてきているのが現状となってきました。

札幌駅前ビル

89歳、チョウさん、透析導入されて4年になります。慢性糸球体腎炎のチョウさんとは、保存期から通算して、8年のお付き合いになります。ご主人はまだ子供たちが小さかったころに他界され、現在は息子さん一家と暮らしています。お孫さんたちはもう社会人。お嫁さんは、実家のご両親の介護に通う毎日だそうです。そんな訳で、チョウさんはいつも1人で昼すごしています。
「私は、病院に来られて幸せ。透析仲間はいるし、若いスタッフといつもおしゃべりできるし。家にいたら誰もしゃべる人はいませんから。」

かつては、透析の大きな目的の一つは社会復帰でした。それだけ働き盛りの年齢層が多くいましたが、最近は透析を受ける方が高齢化のため、かつての社会復帰のための導入目的は影を潜めています。

チョウさんは、透析に通うことを前向きにとらえている方ですが、中には透析に通うことが辛くてたまらないと訴える方もいらっしゃいます。

時計台

透析導入されて11年、一人暮らしの86歳アヤさん。「もう嫌だよ、透析はやめたいよ。」
この言葉を聞くと私も辛くなりハラハラします。

「わが国の慢性透析療法の現況 2008年12月末」の「2008年死亡患者の死亡原因分類」では、「自殺・拒否」が0.9%。男性182名1.1%・女性55名0.6%。
この割合は、前年と変わりません。

今回は、暗くなる話題ですみません。
透析を前向きにとらえられる高齢者の方がいる一方、逆の方もいらっしゃるのが現実です。

前向きにとらえられない方のためにどのような支援をしたらよいのか・・・
これからの透析医療の課題です。


スポンサーサイト
  1. 2009/08/04(火) 23:35:03|
  2. 透析関連情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tousekirestaurant.blog41.fc2.com/tb.php/134-5dde3f08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。