透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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第13回日本病態栄養学会へ行ってきました ~我が国における慢性腎臓病(CKD)対策への取り組み~

                    国立京都国際会館
                       国立京都国際会館

「全人的な病態栄養学の探求」をメインテーマとして2010年1月9日・10日の両日、国立京都国際会館で、第13回日本病態栄養学会が開催されました。

昨年発表されたわが国の糖尿病患者数は予備軍も含めると2210万人、さらに「健康日本21」の中間報告でも、生活習慣病対策について十分な成果が現れていないことが明らかになりました。
そこで今回は、疾患を中心とした栄養療法ということだけでなく、「人」に焦点をあてた病態栄養学の方向性を探りたいと考え上記のテーマにしたそうです。

この学会は年々参加数が増え、エントリーされた演題も増えていて、今回は約450演題。
十数年前は、チラホラだった医師の参加者が増えたのが、目立ちます。
NST(栄養サポートチーム)が編成されている病院が増えたためもあり、栄養学に興味を持つ医師が増えたのでしょうか?この学会のレベルアップをひしひしと感じます。

      宝ヶ池           宝ヶ池
                           宝ケ池

教育講演で、厚生労働省 健康局疾病対策課の方の講演を聴きましたので、内容を要約します。
ちょうど、元旦の透析レストランスタッフ日記「新春2010 これからの透析医療」と、かぶった部分が多かったので興味深く聴きました。


我が国の腎疾患・腎不全対策としては、昭和47年度より腎不全を身体障害者の内部障害に位置づけ、透析療法を障害保健福祉分野の更生医療の対象とするなど、自己負担の軽減を図ってきた。
同時に、人工透析に関する医療提供体制の確立として、医療従事者の資質向上のため研修補助
を行い、透析装置不足地域の医療機関における人工透析装置の整備を進めてきた。

人工透析の現状
人工透析にかかる医療費は、1人年間約500万円。透析患者数約28万人では、1.4兆円規模
腎臓移植を受けた場合
 1年目:約400~500万円(移植費用含む)
 2年目以降:180万円程度(漸時低下)

腎不全による死亡は死亡原因の第8位で、国民の健康に重大な影響を及ぼしており、腎疾患の発症・進展予防対策を強化することは喫急の課題。

CKDは、生命や生活の質に重大な影響を与えうる重篤な疾患だが、腎機能異常が軽度であれば、適切な治療を行うことにより進行を予防することが可能。しかし、CKDに対する社会的な認知度は低く、潜在的なCKD患者が多数存在する。

平成20年3月に「今後の腎疾患対策あり方について」報告書をまとめた。
平成21年度より、9県がCKD特別対策事業を実施、平成22年度は更に充実に努めていく。


以上が、講演内容です。


講演中のスライドで、臓器移植の実施状況の説明がありましたが、腎臓は、心臓や肝臓など他臓器と比べてだんとつ一番の待機者です。

2006年の生体腎移植939件、死体腎移植197件。

私の勤める病院に、生体腎の移植が決まってから2年待ち、やっと6月に移植の運びとなる方がいます。
ドライウェイト88kg。せっかく奥様から大切な腎臓をいただくのだから、何とか移植までにはやせて、最高のコンディションで臨んでもらいたいと思っています。

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  1. 2010/01/17(日) 02:11:52|
  2. 学会・研修会
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