透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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第47回日本糖尿病学会関東甲信越地方会に行ってきました

                     第47回糖尿病学会関東甲信越地方会

2010/01//30(土)、大宮ソニックシティで開催された、第47回日本糖尿病学会関東甲信越地方会に行ってきました。

1年に1度日本糖尿病学会はありますが、それとは別に、北海道・東北・関東甲信越・・・とブロックごとの小規模学会も開催されています。
大規模の日本糖尿病学会とは違い、エントリーされる演題は1症例について掘り下げたものが多く取り上げられています。また、新人医療者の発表が多く、登竜門的な学会です。

この、掘り下げられた1症例が勉強になるため、地方会へは時々出かけます。


大宮会場周辺
    大宮会場周辺

演題数は、160余り。そのうち食事療法に関する演題3題中、2題はカーボカウントに関する研究で、1題はグリセミックロードに関する研究でした。

いずれも、低糖質食、低グリセミックロードにしたことにより、良好な血糖管理を得たという報告です。

カーボカウントや、低グリセミックスロードは、食後の高血糖を起こしにくくする方法で、エネルギー重視で考えられていた今までの食事療法とは異なります。

カーボカウントは、炭水化物量に着目した血糖コントロール法で、1カーボ=炭水化物10g(日本)とし、食事中のカーボ量を把握することでインスリン量を調整できます。インスリンを打っていない方でも、カーボのカウントで血糖管理が可能です。
まだ、長期的なエビデンスはありませんし、はたして炭水化物の%エネルギーをどの程度にするか様々な考えがあり、未知の分野です。
ちなみに、日本人の食事摂取基準2010年版では、炭水化物の%エネルギーは、どの年代も一律50以上70未満とされています。

カーボカウントをしている方のために、透析レストランで紹介している食品やレシピは、昨年より炭水化物量の記載を始めています。

グリセミックインデックス(GI)とは、炭水化物を含む食品の血糖上昇作用を数値化した指数のことで、グリセミックロード(GL)とは、グリセミックインデックス(GI)にその食品に含まれる炭水化物量とをかけ合わせた物です。通常の食事の単位でどの程度血糖値が上がりやすいかの目安になります。

エネルギーのカウントだけでは、血糖の管理は難しいし、カーボカウントだけだと脂質とたんぱく質をどうとらえたらいいのかまだ確立していません。脂質の質はこれから充分論議されなければならないと思いますし、たんぱく質を多くとりすぎると腎臓に負担がかかることは十分周知されています。そして、グリセミックスロードはまだ十分なデータがありません。

これから、数多くこれらについて研究が発表されると思います。
今回の学会もこれらの発表は最後のセッションにもかかわらず、会場は満員で多くの質疑応答があり、カーボカウントや、グリセミックスロードに対する関心の高さが窺われました。


ランチョンお弁当
    ランチョンお弁当


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  1. 2010/02/03(水) 00:59:34|
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