透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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再び生体腎移植登録をすると決めたカマさん

フラワー

「生体腎移植をしないというカマさんの選択」で、透析レストラン2010/03/08に登場したカマさんが先週ご夫婦で栄養相談にみえました。

一ヶ月前とは、お二人の雰囲気がずいぶん違います。
先月の暗さとはうって変わってにこやかです。
早い回復!あの辛さからもう乗り切れたのかしら?
何があったのだろうと私はお二人を見比べました。

「移植をすることになりました。」
私の頭は何がなんだか分からずにグルグルまわります。
生体腎移植登録と同時に献体腎登録もしてあったから・・・??・・・アラッ、献体腎ならば急がなくてはならないから悠長にしていられないはず・・・??

実は、移植に反対していたカマさんの奥さんのお母さんから賛同を得られ、改めて移植を決めたとのことでした。
移植に反対され納得して諦めたとは言え、お互いの間で険悪なムードがずっと続いていたようですが、お母さんの方から移植をすることを頭ごなしに反対してすまなかったと詫びてきたとのことです。

この一ヶ月間、お母さんは、「透析」「移植」について一生懸命調べたそうです。
「娘さんたちが、自分たちで決めたことなのだから、親はそれに反対しない方が良い。」こうアドバイスしてくれた人がいたそうですし、ドナー側のリスクが多いと思っていたお母さんに、そんなことはないと説明してくれた人もいたそうです。
(ドナーになった方のその後の腎機能低下は、一般の人と比べて差がないという疫学調査結果が、昨年発表されています。)

そもそも、お母さんは「透析」についてよく知らなかったそうです。
カマさんは普通に働いているし、今のままで何が不都合なの?透析していれば大丈夫じゃないと思っていたみたいです。
でも、調べているうちに、ただ普通に透析をしていると思っていたカマさんの辛さが分かり、何も知らずにただ反対をしたことを反省したそうです。
「私の腎臓をあげてもいいのよ。」こうまで言ってくれたそうです。

お母さんは65歳。
「えっ、待ってください。お母さんのお歳で大丈夫なのですか?」
逆に私が質問してしまいました。
「70歳まで大丈夫なんでしょ。だから私の腎臓を使って。」
お母さんはこうおっしゃったそうです。
私は目頭が熱くなりました。お母さん、いっぱい調べたのですね。


二人は、こう話してくれました。

レシピエント(腎臓を提供してもらった側)・・・もらったものだから大切にしなくてはならない
ドナー(腎臓を提供した側)・・・絶対に自分が具合が悪くなってはならない
お互いを気遣い、常にこのことを考えながら生きる今後の人生は重いだろうと思う。

でも二人で決めたことだから後悔はしません。


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  1. 2010/04/12(月) 23:56:45|
  2. 透析関連情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

すばらしいお母さん

「私の腎臓をあげてもいいのよ」と言った
お母さん、涙が出る思いです。
自分の体を犠牲にしても命を救ってあげ
たい、母の勇気ですね。
  1. 2010/04/18(日) 12:58:44 |
  2. URL |
  3. hisa #d1V2Ys5s
  4. [ 編集]

Re: すばらしいお母さん

hisaさん
コメントありがとうございます

本当にすばらしいお母さんですよね

一ケ月という冷却期間がお互いの理解を深める良い機会になった。
すんなり移植をするより却って良かった。禍転じて福を成した。とカマさんご夫婦とお話ししました

  1. 2010/04/18(日) 15:15:02 |
  2. URL |
  3. 透析レストラン #-
  4. [ 編集]

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