透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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2010 せんいとビタミンを強化した野菜ジュースの検証をしました  ~日本人の食事摂取基準2010年版 食物繊維~

                    せんい強化とビタミン強化の野菜ジュース
                 せんい強化とビタミン強化の野菜ジュース

野菜ジュースは食物繊維が少ないですと何回も書いていますが、「せんいがおいしく摂れる野菜・・しっかり食物せんい10g」という野菜ジュースをみつけましたので検証してみます。
一緒に並んで「ビタミン野菜」という野菜ジュースがありましたので、こちらも検証してみたいと思います。


       ②せんいがおいしく摂れる野菜成分       原材料
      せんいがおいしく摂れる野菜成分           原材料


       ④ビタミン野菜成分      原材料
           ビタミン野菜成分                原材料


1本(200ml)当たりの成分

せんいがおいしく摂れる野菜・・・しっかり食物せんい10g
エネルギー 59kcal ・ たんぱく質 0.6~1.9g ・ 糖質8.4g ・ 食物繊維 10g ・ カリウム 418mg ・ ビタミンA 160~1150㎍ (β-カロテン 1589~9618㎍)

ビタミン野菜・・・ビタミンC1000mg
エネルギー 78kcal ・ たんぱく質 0.3~1.3g ・ 炭水化物 18.5g ・ カリウム 298mg ・ビタミンA 760~2315㎍ (β-カロテン 1580~7615㎍) ・ ビタミンB1 1.0~3.6 mg ・ ビタミンB2 1.4~4.0mg  ・ ビタミンB6 1.0~3.3mg  ・ ビタミンB12 2.0~6.0㎍  ・ ビタミンD 5~14㎍  ・ ビタミンE 8~17.5mg  ・ ビタミンC 1000mg  ・ ナイアシン 14mg ・ パントテン酸 6.9mg



「せんいがおいしく摂れる野菜」は、食物繊維を前面に出していますので、今回は食物繊維についても併せて考えてみたいと思います。

「せんいがおいしく摂れる野菜」は、今までの野菜ジュースと製法を変え食物繊維が残る方法にしたのかと思いましたが、どうやらそれは見当はずれで、あとから食物繊維をプラスした製品でした。メーカーに問い合わせしたところ、とうもろこし由来の水溶性食物繊維をプラスしてあるそうです。

2009/05/02 透析レストランスタッフ日記の「便秘対策・・・食物繊維とビフィズス菌」で、食物繊維のことに少し触れましたが、1年経過した現在もこの記事はずっとヒットしています。(みなさま、ありがとうございます)

いかに便秘で悩んでいる人が多いかが窺え、いつかこの内容を掘り下げて取り上げようと思っています。

ビフィズス菌に関しては、現在資料収集中です。
実に奥深く難しく、たくさんの製品が出回っていて、、、何種類も菌はあるし、1回分の菌数も様々だし、、、私の頭はまだ整理できていません。
いつかご報告できたらいいなあと、ビフィズス菌を実体験している毎日です。私の腸の菌叢は変わってきている手応えを感じています。


食物繊維について、食事摂取基準2010から「食物繊維」の抜粋です。

食物繊維摂取量が排便習慣(健康障害としては便秘症)に影響を与える可能性が示唆されており、食物繊維摂取量と便秘症の罹患率との関連を横断的に検討した疫学研究では、摂取量と便秘症の罹患率との間に負の関連を認めたとの報告があるそうです。
介入研究では、食物繊維20g/日で糞便重量が増加し、良好な排便が期待できるとした報告があります。
科学的根拠は十分ではないものの、18g/日以上を成人の目標量とすることが適当であると判断してあります。さらに、メタ・アナリシスで用いられた各研究における対象者の年齢の平均値が52歳であったため、50~60歳における基準体重の差を考慮し、男性19g/日以上、女性17g/日としました。

食事摂取基準2010には、難消化性炭水化物含有食品の摂取に当たっての留意点も書いてあります。
食物繊維をはじめとする難消化性炭水化物が直接的あるいは間接的に生活習慣病と深く関わっていることが明らかになるに伴い、食物繊維や難消化性食物繊維やオリゴ糖等を添加した加工食品が開発され、身近に利用されるようになってきた。これらを大量に摂取すると大腸内浸透圧を高くして緩下作用を誘発するので1回の摂取量は指示量を遵守する必要がある。とあります。


さて、野菜ジュースに話を戻します。
味は、両者ともにまろやかでとてもおいしいです。
「青汁」は、まず~い!飲み物だったのに、最近はおいしくなったとコマーシャルしています。野菜ジュースもそれと同じ流れでしょうか。つまり、食材の持つえぐみ・苦み・酸味を苦手とする人が増え、食べ物は、より「まろやか」になってきています。

「せんいがおいしく摂れる野菜」は、食物繊維が多いとはいえ、カリウムを418mgも含むため、透析を受けている方の場合、1/3~1/4位が安心して飲める量です。
ただし低栄養で、血清カリウム値が低い方はこの限りではありません。

「ビタミン野菜」について、透析を受けている方の場合を考えてみます。
最近、栄養成分表示に○○~○○mgというように幅を持たせているものを度々見かけます。実測値に差があったためや季節による変動のためだそうですが、強化してあるビタミンに3~4倍も差があるし、カリウムも298mgと多いため、透析を受けている方は慎重にした方が良さそうです。


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  1. 2010/04/29(木) 02:16:23|
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