透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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東日本大震災から1年 ~新たに災害について学びました~+食事療法学会懇親会♪

東日本大震災から1年

最近、災害時について、非常食について、何回か研修に参加しましたので、それらをまとめてみたいと思います。それと、楽しく弾けた第31回食事療法学会の懇親会画像もお届けします。


透析レストラン 2012/03/19 第31回食事療法学会@東京へ行ってきました

【3月11日(日)は、分科会「緊急時にいかに対応するか」というテーマで、被災地開業糖尿病専門医の立場から、被災地病院の管理栄養士から、日本栄養士会の取り組み JDA-DATについて講演を聴きました。
東日本大震災から1年が経過し、最近震災時についての研修が多いですね。
被災地の透析施設のスタッフをお招きしての勉強会にも参加しましたので、これに関しては改めて書きたいと思っています。】

まず、第31回食事療法学会の展示ブースから、非常食のご紹介です。
㈱セイエンタプライズ ㈱セイエンタプライズの非常食シチュー ㈱セイエンタプライズの非常食クラッカー
㈱セイエンタプライズの非常食シチューとクラッカー

賞味期限は25年だそうです。
非常食は、購入後の管理が実に大変です。賞味期限前に消費しなければならないからなのですが、このように賞味期限の長いものも取り揃えておくと管理が楽になりますよ。
本来なら非常食を水で希釈して作るシチューをそのまま乾燥状態で試食しました。「美味しい!!」最近の技術の進化に脱帽しました。

今回も食事療法学会では、懇親会に参加しました。
懇親会の様子を透析レストランでご紹介したことはありませんので、今回初公開ですね^^
持ち回りの県が、全国から参集した参加者に精一杯のおもてなしをするのが食事療法学会の懇親会です。毎回素敵なアトラクションに感激です。
今回のアトラクションは、「かっぽれ」と、全病栄幹事さんたち演ずる「どらえもん劇場」でしたが、会場からは拍手喝さいと大笑いが渦巻きました。


第31回食事療法学会・懇親会 チョコレートファウウンテン シーザーサラダとオードブル
チョコレートファウンテン&シーザーサラダとオードブル


桜鯛の昆布〆と飛び子のロール寿司 小海老とベリーのカクテル サーモンと野菜のカルパッチョ
桜鯛の昆布〆と飛び子のロール寿司&小海老とベリーのカクテルサーモンと野菜のカルパッチョ


舌平目と海老ムースのロートロ 柚子味噌オランデーズ 国産牛の柔らか煮込み ブルゴーニュ風 塩麹とメークインのグラタン ドフィノア
舌平目と海老ムースのロートロ 柚子味噌オランデーズ&国産牛の柔らか煮込み ブルゴーニュ風&塩麹とメークインのグラタン ドフィノア


最近の透析レストランでは、学会・展示会・食事会・旅行と、お料理画像が多くなっていますが、それもありですかね。お料理画像を見て食べたい!と思っていただけたら幸いです。


前置きがとても長くなってしまいすみません。ここから、災害時についての本題です。
『教訓「3.11東日本大震災」に学び・備える』と題して、被災地宮城県から臨床工学技士さん
と医師をお招きしての講演を聴きました。要点を箇条書きします。

■患者さんが自ら心掛ける災害時対応
・地震発生直後は、臨機応変の避難をする。災害に関する情報確認をする。
・かかりつけ透析施設との組織的共同行動をする。つまり、自分安否、負傷の有無をかかりつけ透析施設に連絡。かかりつけ透析施設での透析施行の可否を確認し今後の指示を受ける。

■災害時における透析患者の心得
・透析は、次の透析まで生きるための最低限の透析と割り切る。つまり、透析時間は3時間以下になるし、ドライウェイトまで除水できない。次の透析までの肺水腫予防のもの。
・自己申告が必要。つまり、アレルギーや服薬内容やドライウェイトは自分で把握していること。透析条件(透析膜と抗凝固剤)も自己申告。

★許容範囲の最低限の透析とは
2.5時間透析×3回 / 週  3.0時間×2回 / 週  (2.0時間透析+1.0時間ECUM)×3回 / 週
透析2時間後にカリウムと血ガス検査が必要。
最低限の透析後、時期が遅れての貧血と高血圧が見受けられた。

■透析施設に求められる震災発生初期対応
・院内マニュアルの整備をする。それは、スタッフ召集基準、スタッフの配置や業務分担、施設と患者さんの緊急連絡網の整備、施設間連絡網や連絡手段の整備。
・診療(患者)情報の管理をする。それは、緊急携帯持出し用全患者情報サマリー、患者情報カードの管理。

■震災前最終透析日から震災後初回透析までの日数
患者全体数864人中、1日後は11人、2日後は101人、3日後(中2日)が最も多く490人、4日後が次いで多く217人、5日後39人、6日後1人となっています。

■復旧期の合併症の増加
うっ血性心不全(溢水)併発による入院件数が増加。肺炎増加。色々なタイプの感染症増加。

■教訓 他施設合同の避難・伝達訓練を!
1年に1回は患者さんも参加の訓練をする。透析中の災害とみなして緊急離脱後、外への避難まで行う。
避難・伝達訓練では、緊急離脱後のその後に患者さんの透析依頼、入院依頼、また給水車・電源者の依頼を中心施設に発信し、中心施設から患者受け入れ可能や、透析施設可能場所の連絡までを行う。


多くのものが無くなってしまったけれど、無くならないものは、自分の頭の中に入っているものです。とおっしゃった先生の言葉が印象に残っています。
それは、透析条件を頭に入れておいて欲しい、という言葉であると同時に、もっともっと奥深い言葉として私の心に響きました。


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  1. 2012/03/26(月) 23:53:30|
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