透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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透析に導入する直前について・・・

わが国の慢性透析療法の現況(2012年12月31日現在)によると、2012年の透析導入患者さんは38165人で前年度より448人減少しました。
近年導入患者数の増加は減少し続けています。
とはいえ、25年前(1987年)は、14699人の患者さんが透析導入したので、年間1000名弱ずつ導入患者さんが増えていることになります。


透析導入の直前


透析レストラン 2010/11/30 ムネさん20年の闘病生活 ~もう何があっても驚かない~

●ここでは、まだ透析導入前の保存期から10年のおつきあいのあるムネさんについて書きました。10年前は、尿素窒素18mg / dl・クレアチニン1.4mg / dl・24時間クレアチニンクリアランス49ml /minでした。脳梗塞で失語症になって困惑するムネさん、透析に導入した前後の混乱するムネさんについても触れています。


透析レストラン 2010/12/12 糖尿病研究会に参加しました~透析導入を遅らせるには~

●ここでは、医療者として、「糖尿病腎症」の患者さんと接するときの目標を書きました。
① 糖尿病腎症の病気を理解し、病気別の治療目標を設定できる。
② 腎不全期の食事指導・生活指導・服薬指導・の要点を説明できる。
③ 腎症病期別の血糖、血圧、脂質などのコントロール目標を説明できる。
④ 自己管理行動がどのように継続されていたかを評価することができる。
⑤ 透析導入期の患者さんに対するかかわり方を考え、透析後の生活指導の要点を説明できる。

●また、講義、討議より、医療者としての心得を箇条書きしました。
「相手を誉める」ということは、「相手を認める」ということ
説得されたいと思う人はいない
面接におけるとっかかりの言動は、表情やしぐさ
感情をきくことはとても大切。このときの「きく」は、“聞く”ではなく“聴く”
真剣に身を入れて聴き、患者さんの言葉をさえぎらない
患者さんの心に響く具体的な言葉をかけましょう


以上は医療者の心得ですが、もうすぐ透析の導入を告げられている、または透析に導入したばかりの患者さん、医療スタッフから心身共に充分な援助を受けていますでしょうか?

今回の透析レストランでは、私がもうすぐ透析導入の患者さんにお話ししていることや、透析のメリットとデメリットについて書きたいと思います。

透析レストランを時々訪問してくださる、もうすぐ透析導入のお父さんを精一杯支えている親孝行な娘さんのために書きます。

透析療法は、諸々の考え方があり、一様ではありません。あくまでも“透析レストラン流”ということでお受け止めください。


●シャント造設が近づいている患者さんへ
シャントを作ることを医師から告げられて落胆しないで!
シャントを作ったからといってすぐに透析が始まる訳ではありません。
あくまでも透析をするための準備をしておくのです。
万が一体調が悪くなっても、シャントが作ってあればスムーズに透析が始められます。
シャントが作ってなくて一気に体調が悪くなった場合は、緊急用のカテーテルを留置したりして透析を行います。透析を開始してからのシャント造設ということになり、入院が長引きますし、「もうすぐ透析導入」という心の準備がないままの透析導入は心身ともに厳しいことが多いように思います。


●流れがイマイチ分からない患者さんへ
透析を導入するまで通院していた病院で、シャントの造設術ができる場合と、できない場合があります。
また、透析を導入するまで通院していた病院に、透析を導入してからもずっと透析のために通えるとは限りません。次々と透析患者さんの導入を抱える病院では透析ベッドが満床になってしまうからです。そのような大きな病院で透析導入した患者さんは、維持透析をする透析施設に転出します。
医療機関には多職種のプロがいます。保険証絡みの手続きは、ソーシャルワーカーや医事課のスタッフがいます。
分からないことは何でも何回でも聞きましょう。


●誰でもそうですが、透析は不安です。デ~~ンと腹を据えて構えている患者さんもいらっしゃれば、不安で心配でどうしようもない患者さんもいらっしゃいます。
私は、不安を強く訴える患者さんには、透析室へ案内することがあります。
「ワー、広い!こんなに大勢の人が透析をしているのですね。」
患者さんは、ずらっと並ぶベッドと、そこに横たわる人と、ダイアライザーを見て緊張しますが、
透析室のスタッフに、やさしく挨拶されて心が和むようです。
透析室のスタッフに「透析」の説明をお願いすることもあれば、透析をしている患者さんにインタビューすることもあります。
私一人じゃない。こんなに仲間がいるんだ。患者さんは、こう感じることが多いように思います。



書き始めたら、随分長くなってしまいました。
続きはまた書きますね。
広島旅行もまだ書き上げていないのにすみません。



この続きは、2013/11/20に、続編を書きました。そちらもご覧になってください。⇒
続 透析に導入する直前について・・・


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  1. 2013/10/22(火) 23:20:54|
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