透析レストラン・・・スタッフ日記

透析食配信サイト「透析レストラン」 そのスタッフが綴る「食」に纏わる日記帳です。

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第25回腎臓病を考える都民の集いに参加しました

第25回腎臓病を考える都民の集い
第25回腎臓病を考える都民の集い

一気に春の到来を思わせる平成26年3月16日(日)、都民ホールで開催された、第25回腎臓病を考える都民の集いに参加しました。

みなさま、お久し振りです。前回の記事は大雪のために中止となった2月の“幻のDMサミット2014”について書いたのに、世の中はもうすっかり春ですね。

この間私は
◆映画“銀の匙”を観て、屠殺シーン、ベーコンを作るシーン、生徒みんなでベーコンと野菜を炒めて食べるシーンに涙し・・・
◆東日本大震災が起こった3.11に災害の研修に参加し・・・
◆「遠い親戚より近くの他人」シリーズで、何回か書いている引っ越したMちゃんの新居へおじゃまして、たくさんお話をし、散歩をしました。

これらのことは、透析レストランで、書きたい、書かなくちゃと思いつつも、いくつかの締切り仕事もあったりしたため書かずじまいになってしまいました。

“腎臓病を考える都民の集い”は、NPO法人東京腎臓病協議会が主催、東京都共催、の患者さん向けの研修会です。内容が濃く盛りだくさんだったので、みなさんにお伝えしようと思います。

都民ホール 都庁の花壇① 東京都民平和アピール
都民ホール

会場には、約200名の方が参加しましたが、その内訳は、透析患者さんが約1/3、腎臓病の保存期の患者さんが約1/3、患者さんのご家族・知人が約1/3でした。
私のような医療従事者はほとんどいないようでした。

講演は、以下のお二方の先生のお話しでした。
<Ⅰ> CKD(慢性腎臓病)について詳しくなろう~腎臓をまもるために
  東京医科大学病院  菅野義彦先生
<Ⅱ> CKD(慢性腎臓病)の食事療法~腎臓をまもるために今すぐできる食事の工夫~
  女子栄養大学  坂本香織先生

■まず、菅野義彦先生の講演をまとめます。
先生は、当日配付された資料を基にお話ししてくださいました。
①「あなたの腎臓を守るために」NPO法人 腎臓サポート協会 松尾清一先生監修
②「腎不全とその治療法」NPO法人 腎臓サポート協会 槇野博史先生監修

Point1
「肝腎かなめ」と言われるほど、腎臓はとても重要な臓器です。

Point2
成人の8人に1人は、腎臓病の疑いがあります。

Point3
早期発見、早期治療が決め手。自分の腎臓の状態を知りましょう。
こんな検査があります⇒尿タンパク・血尿・血清クレアチニン・血中尿素窒素・画像検査・腎生検

Point4
腎臓病だとわかったら、まず取り組む治療について。
その1:食事療法⇒タンパク質の制限・エネルギーの確保・カリウムやリンの制限
その2:薬物療法⇒降圧剤・利尿剤・糖尿病治療薬・脂質異常症の治療薬・経口活性炭製剤・エリスロポエチン製剤・鉄剤など
その3:日常生活の注意点 ①過労を避け、規則正しい生活を送る。 ②ストレスをためない。 ③体を動かしすぎない ④疑問点があれば遠慮なく相談する。

Point5
腎臓病が進行してしまった場合にも、治療方法には選択肢があります。⇒腹膜透析・血液透析・腎臓移植

◎先生が、「血圧に一番良くないのは、寝不足ですよ。」とおっしゃると、会場は頷いたり、合槌を打ったりしていました。寝不足・過労には気を付けている私も大きく頷いた一人です。

■次に、坂本香織先生の講演をまとめます。
○腎臓の病期により、気を付けることの説明がありました。「減塩」「肥満改善(予防)」「禁煙」
○腎機能(eGFR)低下を促進する因子は、食塩と(動物性脂肪)。腎機能を保護する因子は、βカロテン、葉酸、(ビタミンE)、(低脂肪乳製品)。これは、2010年ハーバード大学医学部の報告で3296人の女性の栄養摂取量とeGFRと尿蛋白量を14年にわたって追跡した結果です。
○さらに、病期ごとの詳しい説明がありましたが、一貫して気を付けることは「減塩」です。

会場からの反響が大きかったスライドのメモを転記させていただきます。
「みなさん、こんな食生活、覚えがありませんか?」
・お茶請けに、漬物が出される。
・漬物は大きい樽で大量に作る。
・食卓の上にはつねに漬物あり。
・刺身をたべることが多い。
・一夜干しや干物をよく食べる。
・魚・貝・ちりめんじゃこなどの炊き込みご飯をよく作る。
・味付け、みそ+砂糖で甘辛。
・野菜は煮物で食べる。
・漬物にしょうゆをかけて食べる。

○他にも、「汁物は1日1回以下」「麺類の汁を残す」「加工食品の頻度を減らす」という内容のスライドも反響が大きかったように思います。
私の隣の席に座っている方は、「そうか~、○○は、こんなに塩分が多いのか(メモメモ)」でした。


普段の栄養相談で、これらのことを、日常的に話している私にとっては、これらの話に反響が大きいことにむしろ驚きました。
草の根活動大切ですね。地道にコツコツ分かりやすく患者さんに説明をしようと、気持ちを新たにして、会場を後にしました。


都庁の花壇② 腎臓病を考える都民の集い 都庁の花壇③
腎臓病を考える都民の集い


平成26年3月29日(土)は、板橋の帝京大学で開催された「腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2014」に参加しました。大学の周りの桜は5部咲き位?
お勉強とお花見で、幸せな休日となりました。
確約できませんが、出来たら記事にしますね。





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  1. 2014/03/30(日) 23:41:53|
  2. 学会・研修会
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